早々に満開を迎えた桜山の桜も、ここ数日の花冷えに、今年はその美しさを
長らえてくれていました。毎年、桜山の桜に引き寄せられるかのように人が集う
武雄の春祭りも、まもなく終焉をむかえようとしています。朝から鳴り響いていた柄崎太鼓の音、武雄ソーラン、武雄温泉音頭や神輿の掛け声、雑踏の賑わい、すべてが消え去り、いつもの静けさが戻ってきました。
たまたまこの時にめぐり合わせたお客様は、前夜の宵神輿を客室から乗り出して見ておられました。旅先での’偶然の出会い’は、思いがけず嬉しいものですね。偶然の出会いといえば、5月末から6月初旬にかけて見られる保養村の蛍もそのひとつ。
雨が降ったり、気温が低すぎたり、蒸し暑い日は出なかったりと天候に左右されますが、
それだけに無数に飛び交う蛍を目の前にすると、大人も子どもも一様に素直に喜ばれます。シーズンには、ご夕食後、現地にご案内いたしております。