昨年に続き第2回目となる武雄温泉まちなか陶芸祭2010が始まりました。
まちなか陶芸祭とは、市内に点在する窯元の作品を武雄温泉の旅館やホテルに展示し、
気軽に見ていただこうという試みです。今年当館で展示している3窯元をご紹介したします。



金子窯は
武雄市武内町にある
金子認さん、晃久さん親子の
窯元です。

古くから焼物作りが盛んだった
多々良とよばれる地区の
伝統的な技法”たたき手”などを
受け継ぎながらも、モダンな感覚を取り入れています。

ぬくもりある土もののよさを
手にとってご覧ください。








金龍窯は
武雄市山内町にある窯で、金彩や銀彩をもちいた
華やかな作品や陶壁などの大物作りを得意としています。

伝統工芸士の
職人技を
とくとご堪能下さい。



松保窯は
武雄市西川登町にある
久保正敏さんの窯です。

古武雄焼にも見られる
松絵や刷毛目、
彫文様などが特徴で、
伝統を守りながらも
現代生活にもマッチする
軽やかな雰囲気の
焼物です。

ご覧のように当館展示窯だけでも3窯3様。まさに多様性は武雄の焼物の特徴のひとつです。
”まちなか”で、お気に入りの作品がみつかったら、ぜひ窯元を訪れてみてください。作家や窯のある風景との出会いは、武雄温泉の旅の醍醐味です。

まちなか陶芸祭期間は4月～6月。　展示会場と参加窯元は、
　　白さぎ荘（くろかみ窯）、春慶屋（六平窯、つつえ窯）、若松屋旅館（高野路窯）
　　なかます（宸山窯、中島陶芸）、京都屋（規窯、葉月窯）、
　　武雄センチュリーホテル（凌山窯、東馬窯）
　　御船山観光ホテル（壮明窯、星野窯、丸田宣政窯）
　　武雄温泉ハイツ（小山路窯、花泉窯）、ニューハートピア（亀翁窯）
　　四季のそら（アトリエ夢）、ペンションピクニック（汲古窯）、巧工房です。
また武雄焼ショップ緑青やＪＲ武雄温泉駅でも武雄の窯元作品を見ることができます。