武雄市出身の画家・
北川重春(1931~1981)の没後25年展が開催されます。
北川画伯は、ほとんど独学で絵を学び、生涯画業に没頭しました。以前見た数十冊の画家のスケッチブックには、おびただしい量のスケッチが描かれ、どのページからも、画家のほとばしる情熱が感じられました。油彩は、力強いタッチと見事な描写力で、独特の躍動感にあふれています。画家が知り尽くした武雄の風景、特に楼門や御船ケ丘梅林を描いたものは、おそらく右に出るものがないでしょう。地元出身という贔屓なしに、感動を与える画家だと思います。個人的にも、今から開催を楽しみにしています。
会期・2006年6月17日~8月13日 9時~17時 観覧無料
休館・月曜、第3木曜、7月18日
場所・
エポカル武雄