今日
1月30日、東洋館は創設110周年を迎えました。
みなさまの永年にわたるご愛顧にこころより御礼申し上げます。
明治29年、隣接する「平戸屋」を統合し、「諸国屋」あらため
「東洋館」といたしました。この前年、明治28年5月5日には佐賀~武雄間に鉄道が開通し、「武雄駅」(現・武雄温泉駅)が誕生しました。これからは人の行き来が盛んになり、また西洋と東洋の文化交流も活発化するであろうと考えた先々代は、新しい旅館にその願いを託し「東洋館」と名付けました。
「
わが宿は 錦なけれど 旅ごろも かさねて来ませ 花に紅葉に」(先々代・江口ゆう)
旅人を温かく迎える心と、敷地内に湧き出でる良質な温泉(単純アルカリ泉、源泉47℃)を
今後もたいせつに守りつづけてまいりたいと思います。
鉄道開業111年「武雄に汽車が走ったころ」展
武雄市図書館・歴史資料館(当館より徒歩10分)
2006年2月3日~3月19日
観覧料200円
3月5日 ミニSL乗車会
2月5日、26日、3月4日、19日 蒸気車模型走行、学芸員によるギャラリートーク
2月26日 講演会「九州鉄道の誕生」佐藤三知男氏(交通博物館専任学芸員)