佐賀県立九州陶磁文化館(有田町)で、
特別記念展「旧高取邸を飾ったやきもの」が開催されます。
明治から昭和初期にかけ全盛だった、杵島炭鉱の
創業者・高取伊好と高取九郎の時代に使われていた
高取本家の陶磁器、約1400点が展示されます。
鍋島藩窯・大川内山、有田、肥前の陶磁器をはじめ、
京焼、中国・景徳鎮、韓国のやきものなど、
「炭鉱王」の屋敷を飾った数々の調度品は見逃せません。
日 時・2007年9月23日~11月25日
場 所・
佐賀県立九州陶磁文化館
(JR有田駅から徒歩10分、武雄から有田へはJR18分)
開 館・9:00~18:00 月曜休館(9/24・10/8は開館)
観覧料・無料 図録・1500円
T E L・0955-43-3681
ギャラリートーク・10月6日14:00~15:00、11月3日14:00~15:00
記念茶会・10月6日13:30~15:00
旧高取邸とは、明治38年に唐津市城内に建てられた近代和風建築で、平成10年に国重要文化財の指定を受けました。2300坪の敷地内に建てられた建物内部には、能舞台、鮮やかな花鳥画が描かれた杉戸や襖、見事な欄間細工など、「炭鉱王」の名にふさわしい贅が尽くされています。平成13年から17年度にかけ、唐津市により修復・復元工事がおこなわれ、
今年4月から一般公開されている注目のスポットです。(武雄から唐津へは車約50分)