武雄と韓国の陶芸家たちの交流作品展とフォーラムが開催されます。
そもそも武雄の焼き物の歴史は、約400年前に朝鮮半島から連れこられた陶工たちが、武雄市武内地区で作陶活動を創めたのが発端で、以来、伝統の技に新しい息吹きを吹き込みながら発展してきました。第3回目の今回は、韓国伝統陶磁器の重心的窯業地である文慶より、人間国宝、朝鮮窯7代・金正玉先生の後継者でもある朝鮮窯8代・金栄植さんを迎え、朝鮮磁器の美と技と伝統的な茶陶の世界をご披露いたします。
また20日のフォーラムでは、九州陶磁文化館学芸員の鈴田由紀夫さんの基調講演と、金栄植さん、武雄の井上浩一(規窯)さんを交えての討論会も行われ、韓国の陶芸と武雄の陶芸の現在・過去・未来を語り合います。
日韓陶芸交流展 (両国の作家20名の作品約150点を展示)
日 時 ・ 3月17日~3月23日 10~17時
場 所 ・ 武雄温泉ハイツ(当館より車7分) 入場 ・ 無料
日韓交流陶芸フォーラム (基調講演と討論会)
日 時 ・ 3月20日 15~17時
講 演 ・ 「日本人の心をとらえた韓国の焼き物」鈴田由紀夫さん
場 所 ・ 武雄温泉ハイツ 入場・無料